ブラジリアンワックスの施術者だからこそ品格は大事
- SWPJ会長 石田
- 2015年6月21日
- 読了時間: 3分

まず初めに、 エステティシャンでもあるブラジリアンワックス脱毛の施術者に顧客から求められているのはもちろん高い技術力や知識、接客応対能力であると思います。
実はサービス業であるエステサロンはソワンエステティックの基本理念を顧客から求められており、日々現場で働くエステティシャンよりもお客様の方がはるかに他のエステサロンやメニューについても良くご存知でいらっしゃる場合も多く、その中でリピーターとして引き続きご来店いただく事は簡単な事では有りません。
他のエステ業と多少異なる、このワックス脱毛系サロンの場合、お客様のデリケートゾーンを扱う責任と自覚が絶対に必要でしょう
お客様の緊張をほぐそうとする目的からかもしれませんが、施術時やカウンセリング時に積極的に性的な話やセクシーさを強調するような話をするエステシャンが同業にかなり居ると聞きます。
同様に一般の方々も「ブラジリアンワックス」とは、そのような趣味趣向の強い類いの方達がするメニューだと勘違いしているケースも有るようなのです。
エステシャンは美を提案・提供するプロとして高い意識と品格を兼ね備えていない場合、逆に世間に対して本業界のレベルや評価、エステ産業界における本業種の地位低下を招くことだと自覚する事は必要でしょう。
最近、当会のスクール各校でも強調してお伝えしている事の中に、普段人に見せないお客様のデリケートゾーンを扱う立場の者として、高い次元での「品の良さ」、「美しい言葉遣い」、「緊張を和らげる笑顔」こそがお客さまに安心感を与え、真のワックス脱毛ファン作りであると言う事です。もちろん高い技術力が伴う事が必須ですが。
同業他社のみなさまにおいて、品の無い単語を使用したり、性的な話題は避けるようにすることが大切です。
ブログやサロンウェブ上でも全く同様と思われます。
私達が知る限り、海外のサロンやスパのウェブサイト上でブラジリアン部位のワックス脱毛をするメリットについての説明文等で性的な話題やセクシーさをアピールしている同業他社を全くひとつも知りません。つまり、日本と違いワックス脱毛を良く知る海外ではブラジリアン部位などの脱毛による快適さを良く知っているお客様にそのような角度からのアピールなど必要性も無く、逆にエステシャンの人間性が疑われるような行為と等しいのでしょう。
つまり、いくつかの国内ワックス脱毛業者は世界的基準から見てモラルやコンプライアンス(自己規制)基準に欠けているのかもしれません。
このような問題を耳にすると昨今、大量に訪日する某外国人旅行客のモラルの問題が世間で話題になっていますが、私たち日本人も海外的な視野で見ると、残念ながらそれほどモラルが高いわけではないのでしょうか