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ブラジリアンワックスのスクールにおける問題点①

近年、日本国内においてもブラジリアワックスの施術をするサロン、スパなどの急増は世界的に見てワックス脱毛業界が未発達の日本にはおいて喜ぶべきことのように一見感じる。しかし昨今の他のエステ業界と同様、サロンやスクールの質の低下、格差はあまりにもひどい状況といえよう。国内の顧客はこの新しい業種であるブラジリアンワックス脱毛に関する知識や情報は完全に不足しているため、表立って問題の露出がないだけであり、問題の表面化は時間の問題であろう。

 この事実の背景には悪徳なスクールが多くのエステ業未経験者、つまり他業種からの参入者にとって良し悪しの判断がスグには出来ないことを逆手に取り、美しいウェブサイトで新規受講生を巧みに誘いながらも卒業後は責任を一切持たないデタラメな教育ビジネスを展開していることである。これは今後もこのブログ上で回を重ね詳しく説明する必要がある。

 とはいえ、先進国で唯一エステ産業に関して全く登録、許可制度がない我が国の関係各省庁の職務怠慢も間違いなくこの問題の一旦であることは周知の通りだが、今後エステ業界に参入する方にはぜひ全方向的視野で判断、熟考を重ねることを心からお願い申し上げます。例えて言うならばスクールやサロンが家の近所だからというだけでの選択は大変危険であると言う事なのです。

サロン開業などの夢を持ち「志」新たに業界参入する金の卵であるはずのスクール受講生を食い物にするスクール屋の実態はおよそ下記のとおり。是非ご注意ください。

過去に報告のある悪徳と思われるワックス脱毛のスクール

1、ウェブやパンフにはない入校後法外な料金を請求するスクール

2、ほぼ全身に施術可能なワックス脱毛だが「ブラジリアン」部位しか教えない

3、生徒の施術実習時間過多のせいにして本来教えるべきことを教えないで卒業させる

4、卒業後の技術や顧客対応などの相談には一切乗らない(乗れない) 5、ディプロマ取得の為にスクールで定めた一定数のモニター実習をこなす必要が有り、全てのモニターが別料金となっている為モニター手配料金だけで別途数十万円もかかる

6、スクール講師が実際の顧客への施術など実務経験数が非常に乏しい。

7、ワックス脱毛は肌トラブルや出血は当たり前という間違った知識と理論を植え付ける

残念ながら、上記の様なスクールで学んでしまった方は施術者として様々な問題を顧客との間で起こしてしまい結果として業界の発展には貢献しているとは言い難い。

つまりワックス脱毛の良さを伝えている代弁者にはならず、世間一般の評価を逆に低下させているのである。

一般的にワックス脱毛は人気の高い施術メニューとなっている海外と異なり、国内では評価がここ数年上がっていないと現場の我々が感じているのもこういった要因がひとつであると思います。

本来、手軽な「無駄毛処理」と魅力的な素肌を得られるワックス脱毛を顧客に伝えることを喜びとし、日々奮闘努力されているプロフェッショナルの方々には甚だ迷惑な話である。

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