ワックス脱毛サービスの価格崩壊?
- loveinkyokosuka
- 2015年4月19日
- 読了時間: 2分
海外と異なり近年になってやっと花開いた国内のワックス脱毛ビジネスには早くも価格崩壊が起きている。
何事も安いか高いかで判断してきたデフレ日本を象徴するかのようなこの現象に歯止めはかかるのだろうか?
ある種の技術職と言っても良い、ワックス脱毛施術者(ワクサーとも言う)の多くは、たくさんの時間をかけ技術の習得に余念がない。それは光系脱毛とは全く異なり、施術者には相応の技術力が求められるからである。
基本的に技術職は技術料を顧客から頂戴することが出来なければ成り立たない。
世界のワックス脱毛において「ブラジリアン部位」の施術料金にはバラツキがあるものの
平均値は日本円で¥5,000〜¥8,000と言ったところ(当会調べ)
日本でも確かに地域差は有れど平均的には現在¥4,000〜¥7,000で一見ほぼ同様の様に感じる。
しかしこれは大きく異なるのである。
つまり日本と諸外国とで異なるのは、サービス提供者への報酬としての「チップ」が含まれていないという事である。
たとえばアメリカの場合
施術料金50ドルのサロンでは
施術料 + 税金約10%(州によって差異有)+チップ平均10〜20ドル以内
よって支払い総額は 65〜75ドル となる
現在のドル円レートで¥7,800〜¥9,000
80ドルの施術料金のサロンの場合、総額は98〜108ドルとなり
現在のレートで¥11,760〜¥12,960となる
新規ワックス脱毛サロンの施術料金や初回割引3,980円!
こんなキャンペーンを見るたびに
貴重な人生の時間と費用をかけて習得した
ご自身の技術料の安売りをするのはやめましょうと心から申し上げたいのです。
また貴方のなさっている事は業界の衰退に直結していますと…
正しい評価と報酬が貰えないビジネスば必ず衰退してしまいます
低価格サロンのほとんどが某協会スクール出身者である点も興味深いところですが
卒業した生徒さんのサロンビジネスに全く興味が無く、指導も無い協会に存在価値はありません。
卒業したら後はもう知らないという姿勢は問題です。
きれい事ではなくスクールを生業とする以上、本業界の発展や自分の生徒さんと一生付き合って行く覚悟が必要なのではないでしょうか?

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